様々な人の知恵や知見、意思や想いが交わる場にイノベーションは生まれる。
そして、濃密なコミュニケーションの場である「ラジオ番組」には
人と人、組織、街を結びつける「場」としての力がある。
もっともっとラジオ番組でできることがあるはず。
そういう想いで立ち上げた
文化放送の「浜松町Innovation Culture Cafe」(浜カフェ)は
異分野の専門家やクリエーター、研究者、起業家たちが
社会課題や未来予想図、ビジネスのアップデートなどをテーマに
その知見やアイディア、オピニオン をぶつけ合う「知とイノベーションの探索」
のプロジェクトである。
パーソナリティを務める早稲田大学ビジネススクール教授の入山章栄さんは、
厖大な知識や鋭い視点、分析力、リスナーにわかりやすくかみ砕いて説明する力は素晴らしく、
さらに、ビジネスや経済からサッカー、漫画、町中華まで幅広いものを同じ熱で
面白がる力や新しいものへの好奇心も強く、ユーモアや受け容れる力、対応力も大変優れており、
この「場」を仕切る「マスター」としてはこれ以上の適役はいない。
ビジネスの最前線で活躍する方、ユニークな事業や活動を行っている方、
一心不乱に専門分野の研究に邁進している方、社会問題を解決しようと身を粉に奮闘している方、
大きな夢や野望を抱いている方、自分の価値を貫き、とっても個性的でユニークな方など、
毎回様々な方々にこの「浜カフェ」にお越しいただき、存分にお話いただいた。
入山章栄マスターの卓越したファシリテーションの元に
「知」と「知」を掛け合わせて、新たな知見やアイデアのヒントを見出していく。
思いもよらない展開にハラハラしたり、驚いたり、知的好奇心が激しく刺激され、
毎回新たな視座や気づきが得られる。
雑草の研究者と事業承継の専門家との議論からは生き残り戦略のヒントを学び、
宇宙産業の支援者とカブトムシスタートアップの出会いからは資源循環の可能性を考え、
日本を代表する巨大メーカーの元社長と発酵の専門家、人材育成のプロが集った場では、
人的資本経営の本質を知った。
イノベーションの父と呼ばれた経済学者ジョセフ・シュンペーターは
「新結合」という概念で、イノベーションの原理の核心を示した。
新しい知とは常に「既存の知」と別の「既存の知」の「新しい組み合わせ」で生まれる。
そして、入山章栄教授は、
徹底的に深堀りし、磨き込む「知の深化」と
新たな要素を発見し、既存のものと結合させる「知の探索」の
「両利きの経営」こそがイノベーションにとって重要であると訴える。
技術や生活スタイルが日進月歩で進化し、価値観が多様化する
変化の激しいVUCAの現代社会においては、ビジネスにおいても、学びにおいても、
日常生活においても何らかの変化や進化が求められている。
「浜カフェ」は、未知への探究心と果てしない好奇心を持つ人々とともに
その変化や進化、イノベーションのヒントを探索してきた。
そして、この「INNONATIA」でさらにその探索は大きく広がり、刺激的な冒険となる。
未来の社会を描く最端の研究に取り組む研究者へのインタビュー、
世の中をあっと言わせる注目のスタートアップ紹介、
今まで決してまじりあわなかった異ジャンルの専門家同士の対談、
新たな価値やビジネスが生まれた共創やオープンイノベーションの事例、
時代を創るトップランナーの「学び」の深掘り、など
ここに来ればいろんな「知」に出会え、繋がり、拡がっていく。
そうした新たな「知」が、まだ見ぬ偉大なるイノベーションの大陸に進む推進力となる。
「知と知をつなぎ、イノベーションを。」
ともに、新しい「未来」を描き、共創の芽を育みましょう。
INNOVATIA 編集長